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結局、断りました。今それどころじゃないんだよって事で。
話があってから時間も経っているということで、向こうも了解してくれました。しかし、辛いでしょうね。元から断っておけば、良かったのですが。
確か「第三のビール」って製造原価はビール/発砲酒より高く付いてる筈。ビールより不味いのに。ビールの酒税をそこそこ安くすれば(もちろん代用ビールの類の税は高くする方向で)、財務省には現状ぐらいには金が入り、ビールメーカーは製造原価の高い欠陥製品を作らずに済み、そして飲んべぇは代用ビールなんて飲まなくてすむと良い事ばかりではないかと。
……すみません少し嘘ついてますね。ビール会社にしてみれば製造原価より利益の方がより重要なのだろうし。それに、実際、酒税のカテゴリを抜本的に換えようというのは2005年には検討されるだろうという報道ですが。そもそも「ビールっぽいもの」を何でくくるやら凄く曖昧なわけで。第三のビールまでいれるとなるともう際限なく何でもビールになってしまうし。もうアルコール度数毎に一律にしちまえと。そうすれば少なくとも代用ビールは飲まなくてすむのは確かだと。
某MCの掲示板の俺のコメントから転載、加筆。
詩サイトの多くがあっさり閉まる理由。詩が安易に作れるコンテンツだから。以上。
自分に何も出す物が無い連中はすぐに詩を書き始めてしまう。詩を書くってのが第一義じゃなくて、オフラインでの欲求不満とかそういうものを満たしに行ってるだけだったり、日記しかない事の言い訳に過ぎなかったり……etc。
まあ何を隠そう俺がそれだわってね。今更気付いたか。
本当に表現と格闘しているわけではないから、オフラインの人間関係etc.が満たされるとか、オフラインで色々間に合うようになれば、わざわざオンラインで自分を認めてもらおうなんて考える必要もなくなってしまう。
芸術と格闘した末に絶望してしまうなんてのは、落語と格闘して戦死した桂枝雀とか、ああいう域でしか有り得ないし、枝雀さんぐらい真面目な人間にしか有り得ない。だからそんな理由なんかで無くなっているサイトなんてほとんど無い筈。
似たような「不幸な境遇」にある表現形態には写真があると思う。デジカメさえあればとりあえず撮って出すのは出来てしまう。敷居が低いから、言い訳に安易に使われる。下らない。
いち閲覧者としては、安易な詩サイトなんてのはさっさと潰れたら良いと思う。だって第三者にとっては何の価値もない物を垂れ流されても、ノイズが増えて、真面目にやってる連中が余計に見付かりにくくなるだけだから。存在そのものが邪魔だからさっさと消えろと。
その一方で、一人の社会に生きる人間としては。そして、未だにそんな安易な事を現在進行型で積み上げている自分としては。そうして自己主張とか交流とかする手段もなかったら、いったいどうなっちまうんだろうか、という不安に駆られたりするわけで、ね。
まぁNaver blog問題だの、ぱどタウン問題だのの「対策サイト」とか「まとめサイト」とか読んでいて思うことなのですが。
……なんだかみんなしてケチ臭くない!?
まぁ誰もパクらないコンテンツしかないサイトの運営者の独り言ですし、実情を知らないので、「被害者」の方々にとっては「何をいいやがるか」という感じでしょうし、「どうケチ臭いのか」を順序立てて説明もできないですが、とりあえず絶叫だけしときます。まぁ気が向いたら色々書きます。
とりあえず2個だけ見た。通りすがりの老婦人(with/夫と思わしき人)に「願い事したぁ?」と聞かれたが何も願ってなかったのが実情なわけで「自分で頑張らないと駄目ですから」とお茶を濁した。
ゴッゴル社長日記「ニートが働くと日本の社会は悪くなる。」を読んで。ちょっと古い記事だが。というか、生まれて初めてTrackBack使った。つーか釣られてるんですか。
玄田有史「ニート」の出版とか今年の経済白書とか以降、「ニートが生まれてきたのは社会のため、だからニートが働けるように支援をしよう」という論調が五大新聞辺り(但し産経新聞以外)では主流になっている現在、これだけ大声で反対のメッセージを発する意義はそれなりにあると思う。
既に職を持っている人にとっては、ニートが働こうとするのは、あまり嬉しい話ではない。当たり前だ。特に今ニートである集団が労働市場に参入してきた場合、最も多く参入してきそうなのはアルバイトなわけで。派遣社員やフリーターにとっては労働力としての競争が激しくなるのは事実だろうし、正社員とて安い労働力の圧力から完全に逃れられる訳ではない(正社員/非正社員の経済格差を享受出来る立場であることも確かであろうが)。経済合理的に活動する個人にとって、ニートetc……が新たに労働市場に参入してくるのは歓迎できない事態だ。
ニート本人の事を考えてお情けを掛けてやろうなんて考え方だとしたら、おかしい。そんな理由だったら納得する人は少ないだろう。
しかし、これは個人の問題ではなく、企業の問題でもなく、社会全体の問題なのだ。日本の問題と言ってもいいだろう。無業者が増えると社会の不安定要因になるから問題なのだ。窃盗が増えているという統計を西村氏は引用しているが、単純にニートが仕事を探して、ニートが減って失業者が増えたとしても、無業者=(失業者+ニート)の絶対数はそんなに変わらないのだから、「失業者が増える」は問題ではない。しかし、「多少」給料が減るので、「多少」お金が足りなくなって「多少」窃盗が増えるのは事実かもしれない。しかし、なんといっても無業者を減らす事に焦点を当てるべき、のはずだ。
むしろ今の日本で、多少自分の収入が減っても、一定量しかない仕事を分けて無業者を減らそうという、そういうのを可能にする圧力が弱い(無い)というのが問題なんじゃないのか。
だがしかし、そんな圧力を発生させる源は、どうも見当たらない。基本的に日本の労働組合は正社員のものだしな、と(海外でもか、むしろ。むろん日本には「御用組合」なんていう素晴らしい言葉もある)。まぁ正社員の間でのワークシェアリングも上手くいかない(「ワークシェアリング」は「賃下げ」の言い換え語なんだとか)日本で、正社員に「仕事を分けてくれ」って言う方が無茶ではあるし、オランダモデルなんてのは夢のまた夢ですが……。
で、最近ひきこもり支援のNPOが何を考えているのかいうと、僕が聞いてきた例では「親の金に使って自営業を初めて、それで自立までもっていこう」というプランとかが出ているそうなのですね。あと、共同でリサイクルショップ作ったりとか。雇ってもらえないなら仕事を作ってしまおうという方針らしいのですね。まぁ働いた経験の乏しい人が自営業を始めたところで、どれだけ自立できるか疑わしいとか、結局その自営の何かがほかの人の仕事を奪って成立する部分もあるだろうとか、まぁ良い見通しばかりではないわけで。悩ましい。
で、行政とか立法とかから企業の方にに介入しようとか、今やってるかというと、多分やってない。っていうか「規制緩和」ありきの世の中でそんなことやったら避難轟々間違いなし。Jobカフェとか、デュアルシステムとか、無業者個人を訓練したり尻を叩いたりする施策は立っているけれども。うわー、駄目じゃん。このままだと競争激化を招いて、資源を経済セクターに取られっぱなしではないですか。公共事業増やすのも国家財政を圧迫するからNGってことで、やっぱり少ない仕事をみんなで分け合うしか道はなさそうなんだけどな。でも立法とか行政とかで労働周りの規制を増やしてそれを実現しようとすると、ますます面倒を避けて色々と企業の海外移転が進みそうだし。うわー、駄目だ。
個人的にはイギリスの、無業者を雇った企業に補助が出るという施策を見習うと良いんじゃないかと思っていたりします。自国の無業者を雇う誘因を作るわけですね。でもって、無業者が無業者のままでいようとすると生活保護打ち切りという「ムチ」もついてたり。いろいろ批判も在るそうですし(その批判も、A.ギデンズの「第三の道」も、まだ見てないのでちょっとこう言ってしまうのにも不安があるのですけど)。企業に金をばらまいてしまうというのは支持は中々得られなさそうですが(移民抑制策というオマケも付いてるらしい)、将来的に生活保護受給者が無茶苦茶に増えてしまうよりはマシではないかと。
ニートの大半が富裕層あるいは「勝ち組」ではないということにも注意。(以下、小杉礼子「フリーターという生き方」から数字などを引きながら進める)。
経済的余裕があると考えられる大卒無業者(=失業者+ニート)や大卒フリーターは、「パラサイトシングル」等が取り上げられてきた関係で今まで最も注目されてきた部分だが、これは正社員に多くが移行している(大学卒業直後、非正社員だった場合、無業者だった人場合のどちらの場合でも、おおよそ男性の2/3、女性の1/2が正社員に移行しているそうだ/日本労働研究機構「日欧の大学と職業---高等教育と職業に関する12カ国比較調査結果」2001年、より)。新卒重視の採用慣行があるので、新卒で即正社員になった人に比べて、経済格差はついてしまっているようだが、まぁ時間をその格差分で買ったと考えれば、比較的勝っている方ともいえる。
だが、フリーターについていうと、大卒/院卒フリーターはフリーターの中の1割。大卒フリーターは少数派なのだ。残りのフリーターは、短大/高専卒が22%、高卒/中卒が68%。(2001年総務省「労働力調査特別調査」からの推計、中退は最終学歴で計算している)。大卒は少数派なんである。むしろ深刻なのは中卒/高卒とか中退したりとかで仕事に付きにくい結果フリーターにしか成りようがなかったりする部分なわけで。性差も問題だし(女性は正社員になりにくい。やはり日本の慣行によるものだ、と)。まぁ、ニートもフリーターと似たような比率か、もっと大卒が少数派になっているだろうと思う。今、資料はないけれど。
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