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某MCの掲示板の俺のコメントから転載、加筆。
詩サイトの多くがあっさり閉まる理由。詩が安易に作れるコンテンツだから。以上。
自分に何も出す物が無い連中はすぐに詩を書き始めてしまう。詩を書くってのが第一義じゃなくて、オフラインでの欲求不満とかそういうものを満たしに行ってるだけだったり、日記しかない事の言い訳に過ぎなかったり……etc。
まあ何を隠そう俺がそれだわってね。今更気付いたか。
本当に表現と格闘しているわけではないから、オフラインの人間関係etc.が満たされるとか、オフラインで色々間に合うようになれば、わざわざオンラインで自分を認めてもらおうなんて考える必要もなくなってしまう。
芸術と格闘した末に絶望してしまうなんてのは、落語と格闘して戦死した桂枝雀とか、ああいう域でしか有り得ないし、枝雀さんぐらい真面目な人間にしか有り得ない。だからそんな理由なんかで無くなっているサイトなんてほとんど無い筈。
似たような「不幸な境遇」にある表現形態には写真があると思う。デジカメさえあればとりあえず撮って出すのは出来てしまう。敷居が低いから、言い訳に安易に使われる。下らない。
いち閲覧者としては、安易な詩サイトなんてのはさっさと潰れたら良いと思う。だって第三者にとっては何の価値もない物を垂れ流されても、ノイズが増えて、真面目にやってる連中が余計に見付かりにくくなるだけだから。存在そのものが邪魔だからさっさと消えろと。
その一方で、一人の社会に生きる人間としては。そして、未だにそんな安易な事を現在進行型で積み上げている自分としては。そうして自己主張とか交流とかする手段もなかったら、いったいどうなっちまうんだろうか、という不安に駆られたりするわけで、ね。