この内容はアーカイブされたものです。ツッコミなどはできません。
■ 久々に、減色/画像最適化関係のツールの事を調べたりしていたのだが、その中で「あれれ?」と思った事を。
pag1tetoという一昔前の減色ツールがありまして、「特許出願平7-182010」として"特許出願中"の技術が中核らしいのですが、結局コレ、審査請求が無くて取り下げ扱いになってるんですね。pag1teto制作者、松岡肇さんのサイトには未だに「特許出願中」と書いてありますが...
これまた古い(3年前から更新なし)の減色ソフト評論Webpageに自分で投稿した内容を、以下転載。
今年の9月24日に、pag1teroの中核を為すらしい
"特許出願平07-182010"="特許公開平09-006755"が、
審査請求が無かったために看做し取下となっていますね。
http://www1.ipdl.jpo.go.jp/RS1/cgi-bin/RS1P001.cgi
↑のURLのフォームに「H07-182010」と入力して検索すれば、確かめられます。
松岡肇さんの他の特許も審査請求をしないまま現在に至っているようです。
■ で、後でpag1teRoじゃなくてpag1teToだったと気づいて赤面モノだったのだが。
あれだけ「このアルゴリズムを勝手に使ったヤツは泥棒」と言わんばかりだった松岡さんが審査請求をしなかったのはヘンとゆーか、元から成立するようなシロモノではないと解っていて特許を出願してたんじゃないのかとか思ってしまいます。プログラミングは素人なので、そのアルゴリズムが特許として認められるに足るものだったのかどうかは解りませんが。
...なぜリンクを張ってないのかって?もしこれが単なる松岡氏のド忘れで、コレ見て急いで審査請求されたら嫌だもん(笑)。(あと、松岡さんのサイトを見ていてもリンク関係の方針を示した文書を見つける事が出来なかったので、安全のためでもある)
pag1teto懐かしいなぁ〜ライセンス持ってます(^^;;
この手の特許って結構ありますので、多分いけるんじゃないかと思いますけど...資金不足なのかな?
資金不足、それも有り得ますね(金かかるらしいですね、特許…)。pag1全盛の頃(そのころはまだ僕はPCとはほとんど縁の無い頃だったので実体験はしてないです)に、競争者に同じ特許を取られてしまわないように、最初の申請だけしていたのかなとも思います。
減色ソフト作成に関わって居るものです。
ずっと更新のない減色サイトと、松岡さんのサイトのそれぞれのnetpbmに関するコメントを見るに、結局、松岡さんが主張できる独自の部分というのは、ヒストグラム配列の並べ替えの際、qsort()等対象全体をソートする操作なしで並べ替えを行うことのみのようで、恐らく、松岡さんもそれに気がつかれたのではないでしょうか。
ふむふむ.こんな古い記事に貴重なご意見ありがとうございます.
色々読んでみてますけど,「また独自の部分が減ってしまいました」という辺りに悔しさが滲んでますな.とか.