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この日記を読んでいる人は、僕がイラクという国家の事を実に他人事として捉えている事に気付いておられる事だろうと思う。
ところで、今日の夕方、一昔前に巷の話題に上がった事のある『6 Degrees of Kevin Bacon』の事を突然思い出した。御存知の人も多かろうが、世界中の全ての人間と自分は『知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合い』の範囲内に収まる、というものだ。
どこかの社会学者がこれを言い出したというが、こんなトンデモ、あるいは女性雑誌向けの戯しか言う事のできない学者は科学の世界から消えた方がいい、そんな阿呆は生きていても有害なだけだからさっさと死んでくれと心から思っている。
しかし、現実に良く当てはまる事でもあるので、苦笑いせずには居られない。実際、僕も相当な数の『知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合い』をイラクの中に抱えているのではないかと思う。というのも、以前授業を受けた教授の中には左翼活動やNGO活動に関わっていると思われる人(またの名を売国奴あるいは国賊とも言う、と右ワナビーな阿呆連中のための注釈を付けておいてやろう)が少なくないからだ。その教授の知り合いの知り合いの知り合いぐらいにはイラクでNGO活動をしている人も居るに違いない。そしてその人の現地での知り合いは…
そう考えて行くと、あながち『他人事ではない』というのも否定できないのだという気もする。と同時に、それがどうした、という気もするが。