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…っていうのがGNUなのかなーと今日思った。昨日の"違和感"について、ずーっと考えていたのだけれど。いろんな開発現場に良くも悪くも一貫した姿勢で臨んでいる、というのが伝え聞かれるリチャード・ストールマンの姿ではある。
Linuxの所謂"バザール型開発"を種に、そのへんを転換する理論を出してきたのがESRだ、って事なんだろうなあ。でもそれにしたって「正解は一つ、それは"真の自由競争"が知っている」っていう彼の思想の延長線上じゃないのか、と思うし、それは多分"市場が知っている"に限りなく近いんではないでしょうか。結局は1つの「正解」を選択せずして先には進めないだろうし。「XXしろ」と上から言うより、上手く下から勝手に上がって来る成果を取捨選択出来る方が機構として良く出来てるのは事実だろうけど、それは「近代思想の克服」とは言えないんじゃないかなあ。